四輪旧車、二輪車、軽自動車にZDDPをオススメする理由
ZDDPをオススメする理由
こんなコラム読んでくださってる方は承知でしょうが、あくまでエンジンを大事にして乗りたいと言う人の視点です。
ざっくりですが調べた所、四輪用はもちろん、二輪も触媒を意識してリン分の配合量が四輪程ではないですが減っているみたいですね
明確なソースを提示できなく申し訳ないですが、過去のエンジンオイルの成分とか文献やネット上の話を見る限り、亜鉛、リン分が1200ppm以上が好ましい様で古い規格のオイルですと1100ppm~1500ppm位のが含まれていましたが、最近のオイル製品だと800~1000ppmくらいしか含まれていない様です、(二輪用は含有量も要求量も、もう少し多いです)
私がZDDPの添加推奨量を0.2%以上としてる根拠が上記の話です、
力的に余裕のある普通自動車でも古い設計ですと足りない状況ですし、よりエンジンに過酷な400cc未満のバイク、軽自動車ですともっと不足すると言う状況になりえるでしょう。
もちろんZDDPだけが摩耗防止を担っている成分ではないですし代替成分もなくはないわけですが、コストや信頼性を考えるとトータルではZDDPが無難なのかなと思うわけです。
実際レース用オイルにはZDDPが数千ppm含まれているようでZDDPの有用性が伺えます。
ついでに言えば銘柄にもよると思いますがMoDTCもレース用オイルに数千ppm入っているようです(MoDTPや他のモリブデン化合物含む)
愛車を長く大事に乗りたいならぜひZDDPを使用してみてください。