WS2二硫化タングステンの燃料への添加
2023/06/22追記
二硫化モリブデンを燃料への添加していると言うブログや動画をいくつか見かけたので二硫化タングステンでも出来るのではないかと思いたち記事を書いています。
二硫化モリブデンはボールミルなどで粉砕し製造されているので平均粒径が細かくとも多少なりとも大きな粒が紛れ込んでいます、これを加味して0.1~0.5μmくらいの粒径の物がエンジンオイル添加剤や燃料への添加用の物が販売されているようです。
燃料インジェクターで霧化された燃料は古い車種で100μm以上、最近の確かだと数10μm代で穴自体はもう少し大きいかと思いますので即詰まってしまうという事はなさそうです。
(すみません、インジェクターホール径のソースが見つかりませんでした。)
二硫化タングステンは化学合成なので粒径が比較的揃っていますので0.8μmでも大丈夫そうですし、実際入れた感じ問題は起きておりません(非推奨です入れる場合自己責任で)
分散性も良く、耐酸、耐熱性も良い二硫化タングステンは燃料添加にも向いていそうです。
現在販売している粒径0.8μmでも問題は無いかもしれませんが、安心して燃料へ添加できる、より細かく詰まりにくい小さい粒径の二硫化タングステンの販売も考えております。
ATミッションへも非推奨としてきましたが、粒径が小さければ添加を勧められそうです、CVTはベルトが滑るので駄目でしょうが…
作動油へは非推奨としておりますが、パワーステアリングなどは現在販売中の0.8μmでも問題ないと思います。
何でもかんでも入れれば良いとか、どこでも良く滑れば良いと言うのはちょっと違いますし、全ての機関を把握するのは困難なのでユーザー様に委ねる部分が大きくなりますが、自己責任でお願いします。
追記
私たちは燃料フィルターを細部まで調査しました。その結果、二硫化タングステンは問題なくフィルターを通過していることが確認できました。しかし、水分を含んだスラリー、泥のような物質が部分的に付着していることも見つけました。これは水分が存在すると凝集する性質があるためです。しかし、水抜き剤などを使用することで徐々に分散させることが可能です。現状では大きなトラブルは発生していないため、安心してご使用いただけます。ただし、燃料に水分が過度に混入している場合や、キャブレター車を使用している場合は、故障のリスクが高まる可能性があります。これは私たちの経験と知識からの推測です。
さらに、私たちはバイク(キャブ車)の燃料タンクに二硫化タングステンを添加してみました。その結果、粉末がすばやくガソリンに分散する様子に驚きました。これは二硫化タングステンが油中への分散性に優れていることを改めて実証しました。
また、添加剤を使用していない車両のガソリンに二硫化タングステンを添加したところ、エンジンの動きが滑らかになりました。さらにオイルにも添加してみましたが、その差はあまり感じられませんでした。これはエンジンの摩擦損失の大部分がシリンダーとピストンに起因するためです。これらの結果から、燃料への二硫化タングステン添加の有用性を実感しました。
私たちの商品は、あなたの車両のパフォーマンスを最大限に引き出すための一助となることを約束します。あなたの愛車のパートナーとして、ぜひご利用ください。