メンテナンスフリーバッテリーの再生(前編)
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バッテリー再生に挑戦
*危険ですので、絶対に真似しないでください。
ある日の事キーリモコンのアンロックボタンを押しても無反応でした。
あれ~バッテリー外してあったっけかなぁ、接触悪いのかと思いボンネットを開けてみると、バッテリーはつながっているので、バッテリーターミナルを揺すって接触の改善を図ってみると、弱々しいながらもメーターが灯った。
当然セルは回らない…えぇ昨日は元気動いてたのに…と思いつつ交換インジケータがしばらく前から交換を示していたのを思い出した
バッテリーがお亡くなりになったので再生を試みようと思う。
メンテフリーバッテリーは一回過放電させると寿命が一気に縮まるので、蓋を無理やりこじ開ける
スクレーパーとマイナスで開けようとしたが、埒が明かないのでサンダーで大まかに切りつつヒートガンで温めて引っ剥がした。
*温めすぎると下手すると破裂するので絶対に真似しないでください
少々中にゴミが入ってしまったが開いた。
寒いので今日は終了!
ゴミが入らぬよう食品用ラップで保護し
鉛バッテリーの劣化の原因である電極のサルフェーション(硫黄、鉛の結晶)を電極の上の方まで除去できるよう液を補充して、パルス電圧をかけて放置、サルフェーションは電気を通さないので電流を取り出せなくなる。
メンテナンスフリーバッテリーは液を補充できないのでバッテリー液の減少も劣化要因で、水位が下がれば反応できる電極面積が減るので寿命に直結する
通常メンテフリーバッテリーでは充放電時に水が電気分解し酸素と水素が発生するが、それらを一時的に吸着する物質が取り付けられていて水や硫酸に戻るので液は減らない(減りづらい)減ったら寿命である。
後半につづく