SAE粘度規格

投稿者 :担当広報 on

米国自動車協会(Society of Automotive Engineers, Inc.)が制定したオイルの粘度分類で、エンジンオイルとギヤオイル様々な規格があります。

エンジンオイル

低温側は数字Wと付きWinterの略で冬季エンジン冷間時の温度に対しての指標です、粘度の規定もありますが、温度だけで事足りるでしょう。余裕があったら追記しておきます。

0Wのオイルの場合-40℃まで流動性が確保でき、エンジンを始動できると言った指標です、数字が低いほうがエンジンが温まりきっていない冷間時でもオイルが柔らかいのでエンジンのかかりが良くなったり省燃費になります。

0W  -40℃
5W -35℃
10W -30℃
15W -25℃
20W -20℃
25W -15℃

 

高温側のは表記は数字だけになります、昨今のエンジンオイルは特殊なものを除き、ほぼマルチグレードで低温時には柔らかく、高温時には粘度が低下しないように作ってあり。例えば【10W30】と言う表記になります。

SAE粘度表記
高温側ー動粘度cSt@100℃
20
5.6~9.3
30
9.3~12.5
40
12.5~16.3
50
16.3~21.9
60
21.9~26.1

 

通常運転時は高温なのでお高温側がメインで選びます、ですので高温側は基本的に車両メーカー指定オイルの粘度以下に下げてはいけません、粘度が足りない場合は摩耗が著しく増大します。

低温側は使用地域に合わせて、選んでください。

少々話が飛躍しますが、第二次世界大戦では、当然マルチグレード油などありませんし、何十トンと言う車両の上にソ連戦車はジーゼルで始動性が悪く、相当硬いオイルと使用してた事と思います、そんな時ソ連兵は戦車のエンジンの下で焚き火を焚いてエンジンを暖めたようです。

現代でもロシアや北欧などではエンジンを温める専用のヒーターがあるようです。

閑話休題

力が弱くなったエンジンは、ピストンとシリンダーの密閉不良により圧縮抜けなどが一因です、使い古したオイルを同銘柄の新油にするだけでも、時にはびっくりするほどエンジン圧力が上がります、ガソリンを止めプラグホールに計測器圧力計のホースをつなぎ、クランキングをし空気の圧縮圧力を見るテストです。

力はなくなった、総走行距離が長くなったエンジンには1~2段階硬いオイルを一回お試しになられると良いと思います。

ギヤオイル粘度規格

低温側 高温側ー動粘度cSt@100°C
70W -55℃
75W -40℃
80W -26℃
85W -12℃
80 7~11
85 11~13.5
90    13.5~24
140    24~41
250     41~

 

数値は違いますが、読み方はエンジンオイルと同じです。


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