油性向上剤とは?

投稿者 :担当広報 on

油性とはなにか

ざっくり説明しますと金属表面等の潤滑面にへばり付き、油膜を作る作用の事を指します。

具体的には物理的、油の粘度ネバネバ具合で金属表面に張り付いたり、化学的な吸着作用で金属表面に引っ付き油膜を形成する事を指します。

油性向上剤はそれらを向上させる成分の事ですが、物理的作用のだけのものはあまり油性向上剤とは呼ばれてはいないようです。

例えば粘度を上げる添加剤は機能的には油性向上剤とも言えなくは無いですが、ただ増粘剤と呼ばれるだけでなので実際には油性向上していても他の名前で呼ばれる物が殆どだと思います。(追記MoDTCのような金属表面に化合物の膜を形成し摩擦抵抗を下げる物も油性向上剤と呼ぶようです、要するに滑りを良くする物全般を指すようです?)

化学的吸着作用をもつ成分は分子に不安定な部分を持っていまして、その不安定な部分が金属表面と結合し、成分と金属表面が化合している状態になりくっついてるわけです。

そういう作用がある潤滑油にエステルがありますが、純粋な鉱物油や、PAOにはそういう作用はありません、逆に言いますと、だからPAOは安定していて劣化しづらいとも言えます、鉱物油の場合は硫黄などの不純物のせいで劣化しやすいのですが、またまた逆に硫黄のおかげで金属表面が不安定になり潤滑性能を発揮したりもります。

少々脱線しましたが続きの油性の話はまた分割してやりたいと思います。


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