WS2二硫化タングステンの燃料への添加

投稿者 :担当広報 on

二硫化モリブデンを燃料への添加していると言うブログや動画をいくつか見かけたので二硫化タングステンでも出来るのではないかと思いたち記事を書いています。

二硫化モリブデンはボールミルなどで粉砕し製造されているので平均粒径が細かくとも多少なりとも大きな粒が紛れ込んでいます、これを加味して0.1~0.5μmくらいの粒径の物がエンジンオイル添加剤や燃料への添加用の物が販売されているようです。

燃料インジェクターで霧化された燃料は古い車種で100μm以上、最近の確かだと数10μm代で穴自体はもう少し大きいかと思いますので即詰まってしまうという事はなさそうです。

(すみません、インジェクターホール径のソースが見つかりませんでした。)

 二硫化タングステンは化学合成なので粒径が比較的揃っていますので0.8μmでも大丈夫そうですし、実際入れた感じ問題は起きておりません(非推奨です入れる場合自己責任で)

分散性も良く、耐酸、耐熱性も良い二硫化タングステンは燃料添加にも向いていそうです。

現在販売している粒径0.8μmでも問題は無いかもしれませんが、安心して燃料へ添加できる、より細かく詰まりにくい小さい粒径の二硫化タングステンの販売も考えております。

ATミッションへも非推奨としてきましたが、粒径が小さければ添加を勧められそうです、CVTはベルトが滑るので駄目でしょうが…

作動油へは非推奨としておりますが、パワーステアリングなどは現在販売中の0.8μmでも問題ないと思います。

何でもかんでも入れれば良いとか、どこでも良く滑れば良いと言うのはちょっと違いますし、全ての機関を把握するのは困難なのでユーザー様に委ねる部分が大きくなりますが、自己責任でお願いします。


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