アルキルナフタレンAN15
アルキルナフタレンAN15
潤滑油改質安定剤アルキルナフタレンAN15(推奨添加量5~10%)
*画像は内容物イメージです。
添加デメリットが無く多機能万能的な添加剤です。
【利用用途】
各種潤滑油の酸化、熱、安定剤、油性剤、FM剤として
また旧車のオイル漏れ防止に、PAOベースオイルのシール痩せ防止に
油性剤として1~2%
安定剤として ~10%(おすすめは5%)
オイルに添加してください。
【特徴】
各種潤滑油の改質安定剤ですオイルの酸化や加水分解を防止します、また油膜強化や潤滑性能向上効果もあります、種類や粘度、他の添加剤分によりますが
PAOやエステルより強固な油膜を形成します。
またエステル油の様に金属表面に化学吸着しますので、ドライスタート時の保護にも有用です。
エンジンギヤオイルはもちろん、メンテナンスの簡便化にチェーンオイル、コンプレッサーオイル、重機や産業機械にもご利用ください。
潤滑油寿命の延長が期待できますので、高価なオイルを利用する機械やオイル交換頻度を減らしたい、オイル交換後のフィーリングを長持ちさせたい場合におすすめです。
愛用のオイルが夏場柔らかすぎる場合や、熱ダレを防止したい場合におすすめです。
潤滑油に添加することでオイルの熱酸化耐性アップ!
エステルの様に金属表面に吸着し潤滑性アップ!
流動点温度を下げる効果があり寒冷時の始動性アップ!
粘度指数が非常に高く熱ダレに強くなります。
相溶性に優れ添加剤や汚れを溶かし分散させます。
エステル系オイルの加水分解を防止します。
更に他の添加剤の働きを助ける効果もあり多機能な添加剤です。
SAE粘度規格換算でエンジンオイル40ギアオイル90相当でエンジンにもトランスミッションにも使いやすい粘度です。
【熱酸化安定化機能について】
熱酸化安定性試験では鉱物油にAN15を15%添加で約1.5倍の抗酸化性能向上
酸化防止剤との併用で倍以上の抗酸化性能を発揮します。(元々オイルに配合されている酸化防止剤の効果を大幅に上げてくれます。)
その他合成油、エステルPAOは鉱物油に添加しても殆ど抗酸化性能は向上しません。
【粘度データ】
114cSt@40℃
13.5cSt@100℃
粘度指数110
比重:0.884 g/cm^3
第四類可燃性液体類
AN5、AN15両方ともオイルの安定化がメインの効能です、お好みの粘度の方で選べば良いですが、使い分けるとしたら
柔らかいANの方が金属表面への化学的吸着が強く、また柔らかいのも相まって摩擦抵抗はAN5の方が低くなりますので、軽く回るようなレスポンス重視
AN15の方はやや硬めで粘度指数が110もあるので、ちょっとした粘度指数向上剤にまた高温時にも粘度を保ちやすいので油膜や圧縮強化に
指定オイル粘度よりANの粘度が低い場合は指定粘度より硬めのオイルに添加することをお薦め致します。
※エステル系オイルよりは微小ですがパッキン等の膨潤作用があります。
※多量15%以上の添加は元々含まれている添加剤のバランスを崩す可能性があります。
エンジンオイルにベースオイル系の添加量を多く入れたい場合はDIパッケージでバランスを取るのがおすすめです。
ギヤオイルの場合はZnDTPやWS2、IF-WS2がおすすめです。